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子供の矯正治療(小児矯正・床矯正)

あごの骨が成長している子どもの時期に行う矯正治療のこと。予防矯正・床矯正ともいいます。顔面や歯列、あごの正常な成長発育にとって、障害になるものを取り除くことが目的です。障害になるのものとしては、上と下の歯が反対にかんでいる場合、指しゃぶり・舌の癖など悪い癖がある場合などがあります。
患者さまのかみ合わせにより、ベストな開始時期が異なりますので、6~8歳時に矯正専門医の受診をお勧めいたします。

治療期間と通院回数
一般的な治療期間は約2〜10年、通院回数は約60回です。


治療例

拡大床

基本的には夜間のみの装置で、あごの骨の拡大によるスペースの確保・クロスバイトの改善に用います。

咬合斜面板

基本的には夜間のみの着用で、下あごの前方への成長の誘導に用います。

リンガルアーチ

奥歯が前にくるのを防いだり、内側から歯を動かす時に使用します。

その他、歯列矯正用咬合誘導装置(ムーシールド)(T4K)、上顎前方牽引装置など。

治療時期は長期になりますが、お子様への負担は少なく、将来歯を抜く治療が必要と予想される場合でも、小児矯正治療によって歯を抜かなくてもよくなることもあります。また、永久歯が生えそろった後に行う成人矯正の時期を短縮できます。

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